ベアトリス・ダル-女優という名の獣

Posted on 10月 25, 2008
Filed Under Cinema |

Béatrice Dalle
ベアトリス・ダルというフランス女優がいる。80年代に主演した映画「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」でのベティ役があまりに鮮烈で強烈で、いまだにダル=ベティというイメージが付き纏う。多種多様な役を演じなければいけない俳優業としては、ひとつの役柄でイメージが固定されるのは致命傷だけど、そんな傷を受けながらもダルはいまだにスターとして健在。激情を超えて、獣のごとく、女優としてしか生きれないヒト。

80年代、若かりしダルはパリでパンク生活を送っていたころ、ベネックス監督に見初められ「ベティ・ブルー」の主役に大抜擢。純真な心と狂気すれすれの激情を抱えたベティの愛の物語。

人を射るような大きく強い目、マンガみたいにプックラした唇、そしてグラマーな肢体は、BB以来のセクシースターの誕生と映画界は沸き上がり、一躍人気女優となったダルはコンスタントに映画出演を続ける。ピン、と来たものには出演するスタンスのようで、本国フランスはもちろん、イタリア、アメリカ(ジャームッシュの「ナイト オン ザ プラネット」など)、日本、など意外と国際派。

基本的にはダルはダル。トム・クルーズみたいなあからさまなイメージ・コントロールって感じじゃないけど、なんかダル。
するとどこかのインタビューに
「演じる役に’自分’が入っているかどうかが受ける条件」て。
「だから、いままで演じた役はすべて私自身とも言える」と。

「演じる役と私自身は全く関係ないわね」てシレっと言う役者とは真反対の、血肉な女優魂。だからいつも、ダル。なのね。
にしても、ダルの演じた役は、激情で発狂する役とか、血みどろの復習する役とかが多いので、相当なヤバイひとだってことになりますね。この辺りが、ほんと女優としてしか生きれないんだな、と思ったりするところ。

劇中でヤバイだけでなく、もちろん実生活でも色々やらかしており、白いスーツに白いブーツでビシっと決めて宝石店で万引きとか、暴行とか、コカイン所持とか、あと割と最近ではチャリティで訪問した刑務所でステキな受刑中の男性と巡り合い、結婚しています。

そんな経歴の割には、すり減った感じが無いダル。40オーバーなので見かけはエイジングしてますが、独特の輝きのオーラが衰えず。それはきっと自分の本能に忠実に生きているから、かと勘ぐります。(暴行や窃盗は困りますが)

獣のベアトリス・ダル。
ダルとは真逆の薄い顔立ちのキンスキさんは、憧れてしまいます。

昔の雑誌エルに掲載のインタビュー(抜粋)

Elleによるビューティ・ファックス・インタビュー

Morning skin care
目覚めると同時に、髪をとかす!起きたとき、髪の毛がとんでもないことになっているから、これは無意識的な習慣ね。次にパウダータイプのアイライナー(テラコッタ ルース パウダー コール ライナー/ゲラン)でラインを引くのも欠かせない。これからスキンケアに取りかかるの。エリザベス・アーデンのグッドモーニング・セラムをたっぷりつける。これは、あまり睡眠がとれなかった朝でも、疲れが残らないから愛用してるわ。

Night Skin care
まずは、しっかりクレンジング。そしてベッドに入る前に、またアイラインを引くの!

Beauty habitude
満月の夜、オリーブオイルを体中に塗って20分間バスルームに閉じこもる。その後、しっかり洗い流すと、肌がうるおってすべすべに。これは、モロッコの呪術師に教えてもらったスペシャルケアよ。

Mismatch makeup
口紅は絶対ダメ!私の唇を見ればわかるでしょ?唇のアウトラインをリップペンシルでなぞるだけ。

Relaxation
プロの療養士にスポーツマッサージをしてもらうか、カリタでエステ。

Attractive point
好きなところは、目線。目そのものじゃなくて、目線よ。

Favorite fragarance
サンタマリア ノヴェッラのアクア ディ コローニャ。なかでも好きなのは「チュベローズ」。

Comments

Leave a Reply