ランボー、憧れの「歩くひと」

Posted on 10月 16, 2008
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16oct2008歩くのが、好き。移動手段としてはハイハイの次にロースピードだけど、思考するのに、空想するのに、一番心地良いスピード。フトどこかしらに入るのにも、駐輪や駐車する手間も無し、なんとも身軽。キンスキが(屋号なのに名前みたいな使い方になってるな・・)憧れる「歩くひと」は、詩人のアルチュール・ランボー。

フランスの地方都市シャルルヴィルで生まれたランボーは、詩作の才能で頭角を表し、詩人ヴェルレーヌの招きで待望の花の都・パリ入り。しかし思っていたような名声を手に入れることが出来ず、カフェや文芸界を荒らし回る日々。爆発しそうな心を抱えて、放浪する。故郷シャルルヴィルにひとりで帰ったりもする。帰るって、現代のように車も電車もないので、徒歩。ずっと気になってたんだけど、パリからシャルルヴィルってどれくらい?

16oct2008

正解は、200キロ。
200キロって・・、200キロ。ただひたすら200キロ。
怠け者の現代人より、多少は丈夫な体かもしれなけれど、でも足痛いだろうし、お腹すくだろうし、それどころがノドが乾くだろうし。ちょっと想像するだけでも相当にタフな道のり。

けれど、ポケットに手をつっこんでスタスタ歩く、持ち物なんて何も無い、あるのは溢れる野心と若さと才能のみ。そんな風な「歩くひと」。ただひたすら前進して、そして20歳そこそこで筆を折る。

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